NotebookLMとは?
NotebookLMは、Googleが開発した生成AIサービスであり、ユーザーがアップロードしたさまざまな種類のドキュメント(PDF、Googleドキュメント、Googleスライド、ウェブページのURL、YouTube動画リンクなど)を学習ベース(ソース)として、情報整理、分析、要約、質問応答などを行います。
特徴: 「自分専用のチャットAI」を作成可能
主な機能と特徴
ソースの取り込み
- テキスト、PDF、Word、Googleドキュメント/スライド
- ウェブページURL、YouTube動画URL、音声ファイル (MP3, M4Aなど)
- 1ノートブック最大50ソース / ユーザー最大100ノートブック
ソースに基づいた質問応答・要約(ブリーフィングドキュメント)
- 取り込んだ情報から質問に回答、要約を生成
- 例: マニュアルPDFでチャットボットとして利用
要約・学習支援機能
- ソース概要表示、自動FAQ作成
- 「Study Guide」ボタンでテストやクイズを自動生成
情報の引用元表示
- 回答の根拠を明示し、ハルシネーションリスクを低減
DeNA南場智子会長の活用事例
ミーティング準備への活用
- AIリサーチ: Perplexity AIなどで会う相手の最新情報や関連記事をリサーチ
- NotebookLMへアップロード: 記事URL、テキスト、関連資料を取り込み
- 情報整理: チャット機能で相手の発言・考え方を質問し、整理
- 例: 「今の若者はトレードオフについてどう考えているか?」
メリット:
- 限られた対面時間を有効活用し、本質的な議論に集中
- 移動時間などの隙間時間で効率的な情報収集・整理
利用プランとデータ取り扱い
無料版
- Googleアカウントがあれば利用可能
NotebookLM Plus
- ソース容量・ノートブック数増加、AI応答スタイルカスタマイズ
- Google Workspace向けに提供中
- 個人向け: Google One AI Premiumサブスクリプションに含まれる予定 (2025年2月時点)
データ取り扱い
- Google Workspace/教育機関向け: AI学習に利用なし、人間による確認なし
- その他: 「トレーニングにユーザーの個人的なデータは使用しない」と表明
- 注意: 利用規約を確認し、取り込む情報に留意
会議内容の記録・要約、ToDoリスト抽出
ステップ1:会議音声の文字起こしデータを用意する
NotebookLMが処理できるのはテキストデータです。会議の音声をテキストに変換するツールを準備しましょう。
文字起こしツールの例:
- Google Meet / Zoom / Microsoft Teams
- Otter.ai / Notta / Vrew
- Googleドキュメントの音声入力
- ChatGPT / Gemini Advanced(音声アップロード対応)
形式の推奨:
- Googleドキュメント(.gdoc)
- PDF(.pdf)
- テキストファイル(.txt)
ポイント:
- 話者分離、正確性の確保が重要
ステップ2:文字起こしデータをNotebookLMにアップロードする
- NotebookLMを開いてログイン
- ノートブック作成→ソースを追加(Googleドキュメント、ファイル、URL)
音声ファイル例:これはNotebookLMで自動生成した音声データでもあります
ステップ3:会議内容の要約を生成する
例プロンプト:
- 「この会議の主要な議論点と決定事項を300字で要約してください」
- 「本日話し合われた重要な結論は何でしたか?」
ステップ4:ToDoリストを抽出する
例プロンプト:
- 「この会議で決定されたアクションアイテムをすべてリストアップしてください」
- 「担当者、内容、期限を含めた表を作ってください」
ステップ5:内容の確認と修正
- 人間の目で確認・修正(固有名詞・数字・明確さ・形式)
NotebookLM活用のメリット
- 時間短縮:会議内容の要点抽出が一瞬
- 情報の一元管理:資料と議事録をまとめて検索・分析
- 漏れ防止:AIが網羅的に抽出
- 理解促進:要約やブリーフィングで全体像を即把握
NotebookLMは、情報の整理・要約・質問応答に最適なAIアシスタントです。会議記録、調査、準備に活用することで、業務の効率が飛躍的に高まります。